博士の愛した数式

あなたは数字及び数学に対して美しいと感じたことはあるだろうか？

本作品では、

そんな数学の美しさを感じながら、

主人公と息子はその”数学”を用いて「記憶が80分しかもたない」博士と交流を深めてゆく。

語られる数学はけして難解ではなく、

優しい数列を持ちながら広がってゆく。

また誰もが一度は耳にしたであろう素数や

簡単な四則演算で本を読んでいながら数式を理解してゆく不思議も味わうことができる。

内容については数学アレルギー持ちでも理解しやすいのではないだろうか？

辿り着く結末はわかっていても、

語られる数字達は残り紡いでゆく。

この本を読んだ人達が数学に目覚めれば幸いです♪

感想として、

自然数の並びのように淡々と物語が進んでゆくため

気負いせずに読み進めることができます。

二次関数のような急な上下はないため夜寝る前にしっとりと読むにはうってつけと感じました。

数字の美しさ、一緒に感じてみませんか？？

↓本はちょっとという方は映画がありますよ？↓