人生において、
決断に迫られる瞬間などにおいて
脳内で「声」がきこえることは無いだろうか?
場合にもよるが、それらが悪影響を及ぼすことも人生において感じているだろうか?
本書ではそれらの「声」と向き合い人生を生きやすくする方法が記載されている。
全部ではなくケースバイケースで使い分けることで内なる「声」が有意義なものになっていくだろう。
さて26個全て紹介するのもどうかと思うため、ザっと一部まとめて紹介したいと思う。
1.自己対話する際、主語を変えてみよう。
内なる声が聞こえた際、主語を「私」ではなく「あなた」「彼」「彼女」「(自分の名前)」にかえてみる。主観視点ではなく、友人にアドバイスするような客観視点で考えるということだ。自分に対しては答えがなかなか出せないが、友人に対しては同じ問題でもスルスルとアドバイスが出てくることはよくあることだ。
3.時間軸を変えてみる。
悩んだ場合、その事象について半月後、1年後、5年後など時間軸を広げて考えてみてもよい。大抵の場合、時間が解決してくれることが多々ある。
4.とりあえず書いてみよう。
頭の中でモンモンとしてても解決はしない。手を動かし書くことで現状の問題を視覚化するだけでなんとかなる場合が非常に多い。他の書籍でもオススメされる方法のため、騙されたと思ってやってみて欲しい。
5.ルーティンなど儀式的行動を取り入れてみよう。
スポーツ選手などは試合前や大事な場面においてよく見る光景だと思う。自分の中で決められたある種の儀式のようなルーティンを行うことで脳内声を抑えることができる。
6.自然の力を感じよう。
緑地などを散策、又は壮大な自然などを感じることで脳内声自体を抑えることができる。そのため、毎日とは言わないが、たまには薄暗い部屋から抜け出し大自然の中へ没入してみるとよい。
本書では自己だけでなく他者へのチャッター対策も記載されているため、学びとして読んでみることをおすすめする。人によっては「それやったことがある!」となることも散見されることだろう。それらを振り返り確認することで内なる「声」を利用し有意義な人生を歩む助けるなるはずだ。
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